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メンタルヘルス関連の用語集

ウェルビーイング

ウェルビーイング(well-being)とは、個人の主観的な幸福感および幸福であるという認知のこと。
一時的な「喜び」や「楽しさ」とは異なり、
・心身ともに健康でいられる
・目標や生きがいを感じられる
・他者との肯定的な関係を維持できている
・人生に満足して自分らしくいられる
といった持続的な満足度や幸福感を指す概念。

ウェルビーイング

現代は価値観が多様になり、経済的な豊かさのみならず、「自分にとっての幸せとは何か」を追求し、大事にする人が増えています。
そのため、企業にとっても従業員のウェルビーイングを重視することが重要性を増しています。それは単なる「福利厚生」ではなく、生産性向上や離職防止などともつながる「経営戦略」の1つとなっています。

実際に、幸福感が高い状態だと人間関係や仕事など様々な面で成功しやすい ことが大規模な研究で示されています(Lyubomirsky et al., 2005)。この研究では、成功したから幸福を感じるのではなく、幸福感が高い人が成功しやすいという関係も確認されている点が重要です。(→ポジティブ感情

また、日本での調査においても、ウェルビーイングが高い群は低い群と比べて、「勤め先に貢献できていると感じる」、「今後もこの会社で働き続けたい」、「今の職場に愛着がある」、「就職を希望している人に自社を薦めたい」という エンゲージメントの割合が非常に高いことが示されています(日本経済新聞, 2026)。
同調査では、 仕事における主体的な行動やリスキリングもウェルビーイングが高い人の方が多く行なっている という特徴が明らかにされています。

このような結果から、日本の企業においてもウェルビーイングを意識した人事制度や職場づくりが重要になっていくものと推測されます。

 

引用・参考文献:
・Lyubomirsky, S. et al.(2005). The Benefits of Frequent Positive Affect: Does Happiness Lead to Success? Psychological Bulletin, 131(6), 803–855.
・日本経済新聞 (2026). 第3回日経統合ウェルビーイング調査. 2026年1月13日付.

 

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