ホワイトカラー消滅
生成AIの進化によって多くの仕事がAIに代替されていくと言われていますが、冨山(2024)によると、日本のグローバル産業の中にいる「漫然とホワイトカラー」は次々に淘汰されていき、ホワイトカラーに残される仕事は「本当の意味でのマネジメント」だといいます。そして、行き場を失ったホワイトカラーは、ローカル産業において、専門性の高い「アドバンスト・エッセンシャルワーカー」に変容していくことが求められるといいます。

多くの人に大変な精神的危機が訪れることが危惧されますが、本書によれば、現在は付加価値労働生産性の高い社会に移行するチャンスの時期であり、企業にとっても働く人にとっても「トランスフォーメーション」を今すぐ意識して動くことが重要であると説かれています。そして日本再生のための具体的な提言が行われています。
この大変革の時代をピンチと捉えるか、反対にチャンスと捉えるか。社会および個人のストレス対処力とレジリエンスが問われそうです。
引用・参考文献:冨山和彦 (2024). ホワイトカラー消滅:私たちは働き方をどう変えるべきか. NHK出版.

